1プリムの商品、何作ろう?? と迷いながら作業が停滞している感じですが、
昨晩RLの待ち合わせでたまたま座ったチェアが
お!スカルプなら1プリムで出来そう!
って印象を受けたので、そのイメージで作ってみました。
これです。
直線部分が多いので、機械的な操作で作れます。
(あ、もちろん機械(PC)で作るんですけど感覚的なマウス操作ではないという意味です。)
作った過程を簡単にご紹介。
(1プリムだったのでメタセコではなくブレンダーを使用しました)
まずはシリンダーを変形(図左)し、薄い板状にし、イスの形に変形していきます。
曲げたい部分を選択して90度回転させるという作業で縁(背もたれ?)の部分を作ります。
そして、端の部分を、にょにょ~っと、ここも90度曲げて移動して、座面を作成。
たったこれだけの手順です。
そして今回はシルバーの金属板にビニールの座面というイメージでテクスチャを作成。
これだけ見たらなんのテクスチャか全く分かりませんね^^;
あとはアップロードしてこのテクスチャを貼り、
SITポーズを入れれば完成です。
テーブル入れても全部で5プリム!
自宅のお部屋にはちょっと冷たい感じかも。
お店や施設のロビーなんかにいかがでしょう?
2008/08/28
2008/08/22
スカルプの表示レベルに関して② 1プリムで道標を作ってみた。
では、具体的にモノづくりをする際にどうするのかを、実例でご紹介します。
※ブレンダーを例に記述しますが、rokuroやWings3dなどで同様の(32×32など)テンプレートを使う場合は同じ考え方だと思います。
私の2つの店舗が少し離れた場所にあるので、
案内用の道標を作ってみました。
左が完成形で、
右は「9個」の頂点をどう設定したかを書き込んでみました。
文字を入れる部分(5~8)には余裕を持って頂点を配置しています。
作る前にこういうことを考えておくことが失敗しないポイントだと私は思います。
適当にやっていくとやり直したりで、時間もアップロード代も掛かってしまう場合もありますしね。
では、その構想(ってほど大げさじゃないですけど)を元に形を作っていきます。
シリンダーを変形していきます。
作業しやすいように、面倒ですが頂点の数を数えて、
棒の部分(下から9個)、板の部分(上から21個)、間(見せない)の部分(3個)を分けます。
※これを適当に半分に・・・とかやるとうまくいかない原因になります。(あくまで可能性です)
板の部分のみを四角に変形したいので、視点を上からに変えて、変形します。(図左)
その際に、棒の部分を触らないよう、位置をずらして編集するとよいかと思います。
(メタセコイアですと非表示とかありますね)
四角を作る場合でも、頂点が角に来るようにしておきましょう。
そして、再度正面に視点を戻して、形状を作っていきます。
ここでのポイントは、棒の上端、板の下端の閉じ方です。
左側の図で「2~3」と書きましたが、
2の部分が棒の上端の円周というか端で、
3をその中央で閉じて(S⇒ゼロ)います。
1~9でナンバリングした(表示レベルが落ちてもKEEPされる)部分で閉じないと、
見せたくないところが見えてしまったり、穴が開いたりする原因になる可能性があるのです。
下端の1はそのままにしているのですが、
これは地中に埋めることを想定して、処理をしていません。(下から見ると問題ありです^^)
逆に、1を閉じて、2との間の面を下まで持ってくると、
離れた時に「先が尖って見える」ということは、前回の記事を思い出していただければ想像できるかと思います。
下端を閉じる場合は、
1を閉じ、2を最下端に持ってきて・・・と、全部ずらして「5~8」の平らな部分を「6~8」とすればいいでしょう。
と、そんなことを考慮しつつ、形を整えていきます。
3と4の間の見せたくない頂点は、ゼロまで縮小しておけば見えないと思いますが、
念のため、その上で棒や板の中に埋め込んでおくといいと思います。
以上で形状は完成。
次にテクスチャを作り、アップロードして設置してみました。
※ブレンダーを例に記述しますが、rokuroやWings3dなどで同様の(32×32など)テンプレートを使う場合は同じ考え方だと思います。
私の2つの店舗が少し離れた場所にあるので、
案内用の道標を作ってみました。
左が完成形で、
右は「9個」の頂点をどう設定したかを書き込んでみました。
文字を入れる部分(5~8)には余裕を持って頂点を配置しています。
作る前にこういうことを考えておくことが失敗しないポイントだと私は思います。
適当にやっていくとやり直したりで、時間もアップロード代も掛かってしまう場合もありますしね。
では、その構想(ってほど大げさじゃないですけど)を元に形を作っていきます。
シリンダーを変形していきます。
作業しやすいように、面倒ですが頂点の数を数えて、
棒の部分(下から9個)、板の部分(上から21個)、間(見せない)の部分(3個)を分けます。
※これを適当に半分に・・・とかやるとうまくいかない原因になります。(あくまで可能性です)
板の部分のみを四角に変形したいので、視点を上からに変えて、変形します。(図左)
その際に、棒の部分を触らないよう、位置をずらして編集するとよいかと思います。
(メタセコイアですと非表示とかありますね)
四角を作る場合でも、頂点が角に来るようにしておきましょう。
そして、再度正面に視点を戻して、形状を作っていきます。
ここでのポイントは、棒の上端、板の下端の閉じ方です。
左側の図で「2~3」と書きましたが、
2の部分が棒の上端の円周というか端で、
3をその中央で閉じて(S⇒ゼロ)います。
1~9でナンバリングした(表示レベルが落ちてもKEEPされる)部分で閉じないと、
見せたくないところが見えてしまったり、穴が開いたりする原因になる可能性があるのです。
下端の1はそのままにしているのですが、
これは地中に埋めることを想定して、処理をしていません。(下から見ると問題ありです^^)
逆に、1を閉じて、2との間の面を下まで持ってくると、
離れた時に「先が尖って見える」ということは、前回の記事を思い出していただければ想像できるかと思います。
下端を閉じる場合は、
1を閉じ、2を最下端に持ってきて・・・と、全部ずらして「5~8」の平らな部分を「6~8」とすればいいでしょう。
と、そんなことを考慮しつつ、形を整えていきます。
3と4の間の見せたくない頂点は、ゼロまで縮小しておけば見えないと思いますが、
念のため、その上で棒や板の中に埋め込んでおくといいと思います。
以上で形状は完成。
次にテクスチャを作り、アップロードして設置してみました。
ラベル:
Sculpted Prim,
TIPS
スカルプの表示レベルに関して①
昨日のブログの中に書いた、
“カメラを離すとスカルプの形が崩れる”という記述にかなりの反応がありました。
以前はこのことで多くの人が悩んでいたためか、
ブログなどでも関連記事が多く見られましたが、最近はあまり見ないなぁ・・・
と思ったら、
ブレンダーの使い方をとても分かりやすく説明しているサイトがあり、
そこにも書いてありました。英語ですが、動画もあるので分かりやすいと思います。
ですが、ここにも簡単に書いておきますね。
現状のビューワーではスカルプテッドプリムの見え方は、
INワールドでは、その大きさとカメラとの距離によって、段階的に表示のレベルが変わります。
(普通のプリムでもそうなんですけどね)
先のサイトでは「LOD (Level of detail)」と呼んでいるものですね。
スカルプを3Dソフトでテンプレートのようなものから作る場合、
32(33)×32の頂点を・・・なんて説明をよく目にします。
カメラに近い、ベストな状態ですと32×32=1024の面で、そこそこ細かな形状も表現できるのですが、
カメラを離していくと・・・
半分になり・・・また半分になり・・・ と形が粗く・・・場合によっては崩れていくのです。
※ビューワー設定でオブジェクトの表示レベルをHighにしておけば、かなりよい状態で見られます。
逆にLowにしてしまうと、通常のプリムすらまともな形を保っていません^^;
以前、ボトルやイスを作る際に、9個の頂点を考慮して・・・とブログで書いたのは、
この2段階表示レベルが落ちた場合を想定してのことです。
文字だけでは分かりませんよね。実際に見てみましょう。
テスト用にこんな形状を作ってみました。
画面はブレンダーです。
32×32面(縦の頂点は33)のシリンダーを元に加工しています。
※この頂点に対応して出力できるソフト、テンプレートの場合の話です。
縦の頂点4個おきにナンバリングしましたが、
この間の頂点が距離によって表示されない(間引かれて)いくということなのです。
(rokuroやTATARAは編集画面で頂点が分かりやすく、またプレビューも出来るのでとても便利です)
INワールドにUPしてみました。
左から右へと、表示レベルが下がっています。
左と中央を比べていただくと、
上の赤い矢印で示した部分が、見事に無くなっています。
また、ナンバリングした部分は、一番右でも最初の状態を保っています。
(というか、その面だけで形が構成されています。)
このように、間が抜けた状態になりますので、
それを想定して頂点の取り方や位置を決めていくと良いと思います。
全ての人に押し付けるつもりはありません。
●表示レベルは最高で見るからそんなlことまで考える必要は無い。
●狭い部屋に置くので、離れてみることはないから大丈夫。
という場合もあるでしょう。
また、サイズが大きくするという発想から、スカルプを縮小して出力するという方法もあります。
(あまり小さくすると、細かな形状が表現しにくくはなります)
もちろん、32×32面を駆使して、驚くような形を作ることも素晴らしいことだ思います。
カメラ位置で形が崩れる・・・と気になる方の参考になれば幸いです。
“カメラを離すとスカルプの形が崩れる”という記述にかなりの反応がありました。
以前はこのことで多くの人が悩んでいたためか、
ブログなどでも関連記事が多く見られましたが、最近はあまり見ないなぁ・・・
と思ったら、
ブレンダーの使い方をとても分かりやすく説明しているサイトがあり、
そこにも書いてありました。英語ですが、動画もあるので分かりやすいと思います。
ですが、ここにも簡単に書いておきますね。
現状のビューワーではスカルプテッドプリムの見え方は、
INワールドでは、その大きさとカメラとの距離によって、段階的に表示のレベルが変わります。
(普通のプリムでもそうなんですけどね)
先のサイトでは「LOD (Level of detail)」と呼んでいるものですね。
スカルプを3Dソフトでテンプレートのようなものから作る場合、
32(33)×32の頂点を・・・なんて説明をよく目にします。
カメラに近い、ベストな状態ですと32×32=1024の面で、そこそこ細かな形状も表現できるのですが、
カメラを離していくと・・・
半分になり・・・また半分になり・・・ と形が粗く・・・場合によっては崩れていくのです。
※ビューワー設定でオブジェクトの表示レベルをHighにしておけば、かなりよい状態で見られます。
逆にLowにしてしまうと、通常のプリムすらまともな形を保っていません^^;
以前、ボトルやイスを作る際に、9個の頂点を考慮して・・・とブログで書いたのは、
この2段階表示レベルが落ちた場合を想定してのことです。
文字だけでは分かりませんよね。実際に見てみましょう。
テスト用にこんな形状を作ってみました。
画面はブレンダーです。
32×32面(縦の頂点は33)のシリンダーを元に加工しています。
※この頂点に対応して出力できるソフト、テンプレートの場合の話です。
縦の頂点4個おきにナンバリングしましたが、
この間の頂点が距離によって表示されない(間引かれて)いくということなのです。
(rokuroやTATARAは編集画面で頂点が分かりやすく、またプレビューも出来るのでとても便利です)
INワールドにUPしてみました。
左から右へと、表示レベルが下がっています。
左と中央を比べていただくと、
上の赤い矢印で示した部分が、見事に無くなっています。
また、ナンバリングした部分は、一番右でも最初の状態を保っています。
(というか、その面だけで形が構成されています。)
このように、間が抜けた状態になりますので、
それを想定して頂点の取り方や位置を決めていくと良いと思います。
全ての人に押し付けるつもりはありません。
●表示レベルは最高で見るからそんなlことまで考える必要は無い。
●狭い部屋に置くので、離れてみることはないから大丈夫。
という場合もあるでしょう。
また、サイズが大きくするという発想から、スカルプを縮小して出力するという方法もあります。
(あまり小さくすると、細かな形状が表現しにくくはなります)
もちろん、32×32面を駆使して、驚くような形を作ることも素晴らしいことだ思います。
カメラ位置で形が崩れる・・・と気になる方の参考になれば幸いです。
ラベル:
Sculpted Prim
2008/08/20
【新作】シンプルな四角いソファ
今回は久々に自分の商品をご紹介できます。 ホッ。
いきなりブレンダーの画面ですが。。。
スカルプじゃなくても出来るじゃん!!と突っ込まれそうな直線基調のシンプルなソファです。
パーツ構成はこんな感じです。
普通のプリムで作るのと比較して、若干の省プリムと、形状へのこだわり・・・という感じでしょうか。
しかし・・・パーツが多い!!
ごめんなさい。
この3人掛けのソファは、なんと9プリムもあるのです。
(低プリムへのこだわりはどこへ行った~??)
3人掛けなので、1人あたりは3プリムだし・・・
いやいや1人掛けタイプは7プリム・・・言い訳できません。
実はパーツ構成をこのまま発売するか迷っていたのですが、
既に見ていただいた数名のお客様から、このままでもナットクできると
優しい言葉をいただいたので・・・甘えさせていただきました。
いや、ホントにいいのかなぁ・・・?
これ、3プリムくらいでも作れるよな・・・
しかし、最近は曲芸のようにスカルプを操るクリエーターさんも多いので、
低プリムはそういう方々にお任せしましょうか・・・(これ、結構本音です)
ということで早速店舗に設置。
ストライプ柄2パターンに加えて
思い切って和柄を2パターン。
個性的なテクスチャなので、好き嫌いもあるでしょうし、置き場所も選ぶと思います。
・・・店主(私です^^;)はとても気に入って自宅にも置いています。
いきなりブレンダーの画面ですが。。。
スカルプじゃなくても出来るじゃん!!と突っ込まれそうな直線基調のシンプルなソファです。
パーツ構成はこんな感じです。
普通のプリムで作るのと比較して、若干の省プリムと、形状へのこだわり・・・という感じでしょうか。
しかし・・・パーツが多い!!
ごめんなさい。
この3人掛けのソファは、なんと9プリムもあるのです。
(低プリムへのこだわりはどこへ行った~??)
3人掛けなので、1人あたりは3プリムだし・・・
いやいや1人掛けタイプは7プリム・・・言い訳できません。
実はパーツ構成をこのまま発売するか迷っていたのですが、
既に見ていただいた数名のお客様から、このままでもナットクできると
優しい言葉をいただいたので・・・甘えさせていただきました。
いや、ホントにいいのかなぁ・・・?
これ、3プリムくらいでも作れるよな・・・
しかし、最近は曲芸のようにスカルプを操るクリエーターさんも多いので、
低プリムはそういう方々にお任せしましょうか・・・(これ、結構本音です)
ということで早速店舗に設置。
ストライプ柄2パターンに加えて
思い切って和柄を2パターン。
個性的なテクスチャなので、好き嫌いもあるでしょうし、置き場所も選ぶと思います。
・・・店主(私です^^;)はとても気に入って自宅にも置いています。
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