2008/04/02

影を付けて家具にリアリティを。

なんでもありのSLの世界。

普段、家具を作る機会が多いのですが、
別にリアルの世界のように強度や形状を考える必要もありませんし、
脚なんかなくたってイスは出来ますよね^^

とはいうものの、現実っぽいモノ、空間を作る面白さもあります。

その演出の1つに「影」があります。
家具を設置する際に、その影を付けることを考えると、
ぐっと雰囲気がよくなる場合があります。

黒っぽい床であればあまり効果はないかも知れませんが、
例えば、これ。

右側は、影があることでイスの存在感が増すとともに、
日差しの強さまで感じられます。(そこまででもないか・・・)

プールサイドに置くビーチチェアなどは、
このような感じでくっきりとした影を付けるといいと思います。

ただ、置く場所によって、出したい影の向きや出方も違ってくると思いますので、
私は汎用的に使える四角と円の影テクスチャを「影のパーツ」として使っています。

テクスチャはこんな感じ。

透明の背景に、白く形状(これは円)を描き、周囲をほんの少しぼかします。

設置時に薄い板状のプリムに貼り付け、
大きさ、色と透明度を場所に合わせて設定すればOKです。
(最初から黒でもよいのですが、黒~透明しか設定できません)


おいおい、このブログは「プリム節約」ではないのかね?

これではプリム増えるばかりでしょ??

・・・そのとおりでございます。

では、多少は節約になるマメ知識を。

ちょっと大変ですが、地面や壁のテクスチャに影を描いてしまえば、
プリムは増えません!!

しかし、配置換えの度に、そのテクスも変更です。
やっぱ大変だ・・・

ということで、小ネタですが・・・

この3つ並んだチェアの影。
1つのオブジェに、先ほどの円形の影を3つ並べています。
1脚ずつに付けるよりも、多少は節約できますね。

次はこれ。

固まりに対して、1つの影にしています。

ちょっと雑な感じは否めませんが、あると無いでは見映えも違いますし、
実際、部屋の中の照明で、くっきりと影が出ている訳でもないのです。
 
とはいうものの、家具に合わせた形の影を使う面白さもあります。

中央のガラステーブルの影だけ、テーブルの柄に合わせています。
実はこれ専用に作った訳ではなく、四角い1つの影テクスチャを連続させているだけです。
 
いろいろ書きましたが、
「皆さん!影を付けましょう!!」なんて言うつもりは全くありません。

1プリムの家具に、影を付けると、2プリム。つまりは倍です。
土地のプリム数、使用目的などに応じて、あったらいいな?と思われたら、ぜひどうぞ。


 

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