ご無沙汰していたご近所の方とお話しする機会がありました。
バルセロナチェアに関していろいろご意見や助言をいただき、感謝です。
で、最後に、、、
「アリンコチェアは作らないんですか?」
あ、そういえば作ってないな・・・
(実はアリンコチェアはRLでも持ってないんです。)
じゃ、この機会に^^
そうそう、これ聞いておかなくちゃ!
“やっぱ脚は3本ですかね?”
「ええ、アリンコチェアは3本脚でしょ」
おお! さすがです。
ということで、早速作ってみました。
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このチェアは、アルネ・ヤコブセンのデザインで1952年にデビューしました。
(ちなみにセブンチェアは1955年デビューです。)
この形からアント(蟻)チェア・・・日本ではアリンコチェアとも呼ばれてますね。
単純に板を曲げて作られているようですが、
微妙な曲線が絶妙なすわり心地を提供してくれます。
しかし・・・3本脚というのがちょっと気になります。
「3本脚+人の2本脚で安定感のある機能を満たす」というコンセプトらしいのですが。。。
安定感という意味ではちょっと不安かもですね。
そこ関する批判に対してヤコブセンは、
「車輪が2つの自転車に乗れるなら、3本脚の椅子にも座れる。」と答えていたそうな^^
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彼の死後に4本脚のバージョンも作られており、、
日本では4本足脚の方が多く流通しているような気がします。
デザインだけで選べば3本脚かな?とは思いながらも、
使い方によっては4本脚を購入すると思います。 (あ、RLの話です)
(・・・しかし、最近、どんどん値上がりしてるんですよね><)
SLでは安定感を気にする必要も無いので、迷わず3本脚で。
お話をいただいたご近所さんにお届けするとともに、自宅にも置きました。
一般に販売することも視野に入れ、12色のバリエーションを作ってみました。
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しかし、これが50年以上前のデザインというのが驚きです。
RLで購入するとそこそこの値段なのですが、
我が家のセブンチェアはダイニングチェアとして10年以上使っています。
デザインは飽きませんし、耐久性にも優れています。
まだまだこの先も使っていくと思えば、いい買い物だったと思います。
ちなみにSLの自宅でも、ダイニングにはセブンチェアを使用していますよ^^
2 件のコメント:
こんばんわぁ〜〜
おおーー ヤコブセンですね。。
レプリカっぽいのは見たことありますが・・本物は見たことないですね。
曲線とシャープなカットラインが綺麗ですね。
確かに現代でも十分通じるデザインですね。
>漱石様
コメントありhがとうございます。
どこまでがレプリカっていうのは難しいですが、
オリジナルにお目にかかる機会ってなかなか無いでしょうね。
もし、オリジナルを手に入れたとしても、
恐れ多くて座れないかも^^
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