最近、自宅の建築が面白くて(特にテクスづくり)、モノづくりから遠ざかっていました。
(家はつくってるか・・・)
そんな中、知人から「サカナ」を作って欲しいという依頼が。
イルカやシャチ、マンタなどは美しく作られたものをよく見かけます。
あれを超えるのは難しそうだな・・・とお断りしようかと思ったら、
「1プリムで」とのこと。
1プリムのコイとかこの前見たな~なんて思い出しながら、
「1プリムで出来る範囲で」ということで作ってみることにしました。
1プリムで泳ぐ(ように見える)サカナ。
先日書いたベッドの記事と似た内容になりますが制作過程をご紹介します。
今回は観賞用ではなく、捕まえて(食べる?)サカナ。
ということで第1弾は「イシダイ」に。
まずはBlenderで形を作ります。
基本となるまっすぐの形を作った後に、
泳ぐ際のポーズ=くねった状態も用意します。
こういう加工に関しては、Blenderはやりやすいですね。
まずは試しに3つの状態を制作し、INワールドにUPしました。
で、この3つの状態を交互に見せていけば、
パラパラ漫画のようなアニメーションになるというわけです。
3つを重ねてみました。
この状態で3つをリンクして、
テクスチャの設定で2つを透明にして1つだけが見える状態を切り替えていけばOKです。
あ、これでは3プリムですね。
動きを細かくするとその分、プリムも増えていってしまいます。
そうそう、ベッドと同じ考え方で、スカルプテクスチャーのUUIDを指定して形状を変えれば1プリムになるんです。
規則正しい動きでよければ、timerイベントで
まっすぐ⇒右くねり⇒まっすぐ⇒左くねり⇒まっすぐ・・・・という状態を切り替えるだけです。
llSetPrimitiveParams([PRIM_TYPE, PRIM_TYPE_SCULPT, "スカルプのUUID", PRIM_SCULPT_TYPE_SPHERE]);
(今回はSPHERE(球)で作りました)
このスクリプトを入れると・・・
最初は一瞬サカナが球体になりますが・・・
全部の状態が一旦表示されれば、結構スムースなアニメーションに見えるものです。
さっそく自宅の水路(?)に泳がせてみました。
パーティクルやテクスチャを貼っただけのサカナとは一味違います。
ただ、PC環境によっては頻繁に球体が表示されたりすることもあるようですので、
透明状態を切り替える方が親切なのかもしれません。
さてさて、あと何種類かを制作する予定ですが、
サカナ単体の商品ではなく、大きなシステムのようなものになるようです。
いつ、どんな形で世に出るのかは・・・まだ言えませんが、
(って、私はサカナだけ担当ですので、実は詳しく知らないだけだったりして・・・)
かなり面白いものが出来るのでは??と今からワクワクしています。
Goodbye 2023
10 か月前
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